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プロテイン(乳・大豆)品質・表示基準

JHFC-S-034 制定:2026年9月7日

一般社団法人日本認定健康食品協会 制定基準(原文)

一般社団法人日本認定健康食品協会

制定:2026年9月7日 / 施行:同日

前文(制定の趣旨)

乳又は大豆を原料とするプロテインは、分画、濃縮、分離及び加水分解の工程によって組成が変わる。粉末重量、窒素から算出するたんぱく質量、由来別の配合割合は互いに異なる情報である。遊離アミノ酸等を加えた製品や複数由来の混合品では、窒素の測定だけで原料の真正性を判断できない。原料区分、製法及びアレルゲンの説明を測定資料と接続するため、本基準を制定する。

第1条(目的)

乳・大豆プロテインの原料系統と量表示を明確にし、非たんぱく性成分の混在、工程衛生及び調製後の扱いを評価する。JHFC-A-001の五基準に基づく情報公開を前提に、たんぱく質分析の算定範囲を補足する。

第2条(適用範囲)

ホエイ、カゼイン、乳たんぱく又は大豆たんぱくの濃縮物、分離物及び加水分解物を主原料とする経口食品に適用する。混合粉末、飲料及び成形食品を含む。その他の動植物たんぱくを併用するときは、その配合部分を別に特定する。

第3条(用語の定義)

第4条(要求事項)

1. 品質要求―分画原料の真正性

乳原料の分画、大豆原料の脱脂・抽出及び各精製工程を受入規格へ記載する。たんぱく質のパターンやアミノ酸組成を加工度に応じて調べ、由来資料と照合する。加水分解物では分子サイズ等の識別情報を加える。事業者が水分、灰分、脂質等を含む純度規格を定め、原料区分との対応を提示する。

2. 品質要求―工程衛生と切替え

液状中間品の滞留、加熱、乾燥及び乾燥後の再汚染を管理点として設定する。大豆原料は加熱処理の管理指標と選定理由を記録する。乳と大豆の共用設備では投入照合と洗浄確認を行い、別製品への持越しを評価する。工程記録、環境確認及び製品の微生物成績により衛生状態を判定する。

3. 検査―窒素とたんぱく質の区別

窒素分析の方法と換算係数の根拠を定め、混合原料及び添加アミノ酸の扱いを記録する。窒素値だけで由来別たんぱく質量を断定せず、必要な組成検査を組み合わせる。第三者成績には試料の乾燥基準、分析対象、換算、機関及び最終製品ロットを付す。公開結果から原成績書を照会できるようにする。

4. 表示要求―粉末量と由来

一日摂取目安量当たりのたんぱく質量を表示し、付属スプーン等で量る粉末重量と区別する。由来別配合割合の分母を明示し、原料の配合比をたんぱく質の構成比へ無条件に読み替えない。乳・大豆のアレルゲン記載は[食物アレルギー表示資料](https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_sanitation/allergy/)と最終原材料表で確認する。

5. 品質要求―保存と調製後

粉末では吸湿、固結、臭気及び分散状態を、飲料では沈殿や凝集を観察する。成形品は油脂の状態と水分移行を確認する。水等で調製して使う製品には調製後の衛生条件を踏まえた取扱いを示す。事業者は剤形別の期限規格と根拠を定め、容器の密閉方法及び使用器具の扱いを表示する。

6. 摂取上の注意

乳又は大豆へのアレルギーを持つ者が原材料を確認できる注意を設ける。加水分解等の加工名だけでアレルゲンを含まないと説明しない。乳糖に関する記載を行う場合は、乳たんぱくの情報と分けて根拠を備える。医療上たんぱく質摂取の管理を受けている者には医師への相談を案内し、注意原稿を処方と照合する。

7. 資料管理

原料区分、由来別配合、窒素換算及びアレルゲンの各根拠を表示欄ごとに登録する。[食品成分表の分析資料](https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/)は方法選択の参照先とし、実製品での適用確認を別に残す。保存期間を定め、原料区分や添加アミノ酸を変更した前後の計算及び製品成績を比較可能に保管する。

第5条(評価区分)

第6条(運用)

原料区分とたんぱく質量の算定方法を添えて自己適合宣言を行う。本協会は申請品の表示、配合比及び窒素換算を照合する。乳・大豆の比率、加水分解工程又は製造設備の共用範囲が変わる際に見直しを行う。

附則

2026年9月7日から施行する。原料区分又は混合割合に関する照会は算定基礎を付して行う。

※本基準は情報公開・品質管理のあり方に関する評価基準であり、個別製品の効果効能・安全性を保証するものではありません。

本基準は情報公開・品質管理のあり方に関する評価基準であり、個別製品の効果効能・安全性を保証するものではありません。事業者は本基準に基づき自己適合宣言を行うことができ、本協会は申請に応じて確認を行います。基準の引用・活用に関するお問い合わせはお問い合わせより。

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